事業概要

趣旨・目的
 団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、3〜13万人の看護職員が不足するといわれている(2025年問題)。一方、看護師国家資格を持ちながらその職に就いていない潜在看護職員は約71万人いるとされている。この潜在看護職員の1〜2割が復職すれば2025年の不足分は充当される。しかし、現状では、看護師等免許保持者の届出制度は十分に機能しているとは言えない。そのために、復職意欲を喚起したり、各種研修への参加を促したりする働きかけが十分になされてはおらず、復職のための学び直しも進んでいるとは言えない。
 
 そこで、本事業では、平成30年度からの3年間をかけて、専門学校と病院・福祉施設や関連団体との連携体制により、eラーニングを活用した学び直し講座を通して、潜在看護師の復職を支援するモデルを構築し提案する。この学び直し講座では、復職意欲のある潜在看護職員の掘り起こしから、看護知識の確認や職業意識等の醸成、キャリア形成等の学び直し、さらには復職の支援までを一貫して提供する。この潜在看護師の復職支援モデルを継続的にかつ他地域へも広域的に展開していくことで、潜在看護師の円滑な復職やキャリア形成を支援し、2025年問題の解消に貢献する。


学習ターゲット・目指すべき人材像
 出産や育児等により休職中の潜在看護師を対象として、復職意欲を喚起し、身に付けている看護の基礎知識と専門技術を基に自らのキャリアプランを明確にして、病院や施設での中核人材として活躍できる看護師を育成する。